興部町役場ゼロカーボンプロジェクト

北海道大学大学院工学研究院とのゼロカーボンに向けた共同取り組み

興部町では、ゼロカーボン推進のため「住民・事業者・町」みんなが考えて行動に結びつける「ボトムアップ型」のゼロカーボン推進を目指しています。
この取り組みは北海道大学大学院工学研究院 寄付分野「バイオマスコミュニティプランニング分野」を共同で推進しています。

ゼロカーボン勉強会について

 興部町では持続可能なまちづくりに脱炭素を加えた、新たなまちづくりを目指しております。そこで、令和4年4月19日に共同研究契約を結んだ北海道大学にご協力いただき職員向けの脱炭素について学ぶ場として「ゼロカーボン勉強会」を開催しております。勉強会では「なぜ興部町で脱炭素なのか」を学び、興部町全体で脱炭素に向けて取り組んでいきます。また、添付書類として各勉強会の詳細なまとめがございますのでそちらもご参照ください。

第4回ゼロカーボン勉強会(令和5年3月22日)

勉強会の様子
 これまで本勉強会を合わせて計4回の勉強会が行われました。第1回は「なぜ脱炭素なのか知る」をテーマに職員全員が参加し学び、第2回・第3回からは各課代表職員が参加し「自分の仕事とゼロカーボンの関わる部分」・「各課で具体的に取組める脱炭素は?」について学びました。
 今年度の最終的な目標として、興部町役場の事務・事業における地球温暖化に対する具体的な取組みが記された計画を作成することです。これまでの勉強会で学んだこと、グループワークで出た職員の意見を「具体的な取組み」としてそのまま掲載した「第2次興部町役場地球温暖化防止実行計画」を令和5年4月に策定いたします。
 また、今回の勉強会では紋別地区消防組合消防署興部支署の取組みを紹介いただきました。これまでの勉強会を経て消防職員一丸となって排出量削減に対する具体的な取組みを示したものです。詳しい内容は別添のファイルを参照願います。
【テーマ】
・これまでのおさらい
・第2次興部町役場地球温暖化防止実行計画について
・消防組合興部支署の取組みについて
【講師】
北海道大学大学院工学研究院バイオマスコミュニティプランニング
特任助教 落合 知 様
【まとめ】
○今回作成した計画には参加した職員の意見が盛り込まれており、職員全員で作り上げた計画となった。
○計画策定に伴い、町民への周知・啓発を行っていく。

第3回ゼロカーボン勉強会(令和4年9月29日)

勉強会の様子
  今回は実際に各課でどれだけGHGを排出しているのかを実際に数値化し、今後策定予定の地方公共団体実行計画(事務事業編)に向けて各課へ情報共有、その後はグループワークで具体的に自分の仕事でゼロカーボンにつながる行動なのかを整理し、実現可能かどうかを明確にしました。
【テーマ】
①事務事業編における排出量について
②各課で具体的に取組める脱炭素とは
【講 師】
北海道大学大学院工学研究院バイオマスコミュニティプランニング
特任助教 落合 知 様
【まとめ】
○実際に興部町として実行しやすい・しにくい取り組みを各班で出し、各課でゼロカーボンを取り組んでいくためのアイディア
を出すことができた。
○「興部町役場のゼロカーボン」へ向けてより実現性が高まった。
○ゼロカーボンへ向けて各課での目標設定につながった。
○グループワークで出た意見のうち、すぐに実行可能なものは全職員で実行していきたい。
(例)ウォームビズ、徒歩・自転車通勤、暖房の設定 等

第2回ゼロカーボン勉強会(令和4年7月27日)

勉強会の様子
 今回からは各課から代表1~2名にご参加いただき、ゼロカーボンをまちづくりとして「自分事」と捉えるため、個人の意見として自由な発想で議論をしました。また、「より良い興部町」に向かっていくための仲間意識をもう一度確認していくことを目的にグループワーク形式で勉強会を行いました。
【テーマ】
①自分の仕事とゼロカーボンの関わる部分は?
②「興部町全体でゼロカーボンに取組むにはどうしたらよいのか」のアイディアを出し合う。
【講 師】
北海道大学大学院工学研究院バイオマスコミュニティプランニング
特任助教 落合 知 様
【まとめ】
・参加者が「ゼロカーボンへ向けた取組み」をそれぞれの立場で考えることができた。
・現在所属している課を中心とした「ゼロカーボン」へのアイディアが出てきた。
・「すぐに実行可能なもの」「長期的に実施を計画するもの」などのアイディアの分類ができた。
→「各課でできるゼロカーボン」の芽が整理され、これを参考に「興部町役場のゼロカーボン」を進める。

第1回ゼロカーボン勉強会(令和4年5月17日)

勉強会の様子
  令和4年5月17日に職員向けの脱炭素勉強会「第1回ゼロカーボン勉強会」が開催されました。勉強会では「脱炭素とは一体何か?」といった基本もおさらいしつつ日々の業務にどのような形で脱炭素が関係してくるのかを学びました。当日は70名の職員にご参加いただき、活発な勉強会となりました。
【テーマ】
「なぜ脱炭素なのか?~100年先の地域のために~」
①地球規模での大きな変化~地球温暖化とSDGs~
②「脱炭素」の定義と難しさ
③なぜ地域脱炭素を目指すのか
【講 師】
北海道大学大学院工学研究院バイオマスコミュニティプランニング
特任助教 落合 知 様

問合わせ先・担当窓口

まちづくり推進課 バイオエネルギー推進係

住所

〒098-1692 北海道紋別郡興部町字興部710番地(興部町旭町)

電話
0158-82-2132(内線323)
ファックス
0158-82-2990

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