Q.風車はどうして回るのですか?誰か内部で自転車でも漕いでいるのですか?
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A.もちろん風のエネルギーを利用して羽根が回転します。
とてつもなく大きな羽根が風の力でだけで動くことが信じられないのでしょうね。鉄製の飛行機が空を飛ぶことと同じような疑問でしょうか?
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Q.誰が風車の向きを変えているのですか?
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A.風車タワーの上部に風速・風向計がついていて、コンピュータ制御により風車の付け根から風の吹く方向に向きが変わります。
360度東西南北のどの方向にも向きます
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Q.発電した電気はどうするのですか? |
A.風車の横にある「モーモーー城」に電気が送られていて、使いきれないで残った電気は北海道電力に売電します。売電して得る収入は、風車本体の維持管理に使われます
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Q.風車1基で何軒分の電気をまかなうのですか? |
A.通常の一般家庭(20A×100V)で消費される最大容量は2kwなので、約300軒分の電気をまかなう計算になります。さらに言えば、100wの電球で換算すると一度に6000個の電球を点すことになりますね。ただし、風が11メートル以上で出力100%で600kwの発電が行われた場合です。
【ミニ知識】
kwとkwh?
kwは瞬間の電気の大きさであり、kwhは一般に電力量を表していて、例えば100kwの出力で1時間発電すると100kwhとなります
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Q.風が強いときでも風車が停まっていることがありますがどうしてですか? |
A.風速が22メートル(毎秒)を越えると危険防止のためブレーキがかかって非常停止することがあります。タワー上部の計測器の数値によって自動的に制御され、22メートル(秒速)を下回った風になると自動的に復旧します。また、短時間のうちにめまぐるしく風向が変化することがあります。その場合も風向が一定に落ち着いた状態になるまで停止することもあります。
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Q.どうやって電気を起しているのですか? |
A.風を受けて羽根が回転し、その回転軸が発電機を動かす原動力となります。
風力発電については以下のページもご参照ください。
→ NEDOのページ
(新エネルギー・産業技術総合開発機構)
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Q.1ヶ月でいくらくらいの電気料を得るのですか? |
A.単純に1ヶ月の発電量に電力料金単価を掛ければ、収入となる電気料金が算定することができます。しかし、実際には風車自体と電気を送っているオホーツク農業科学研究センターで自家消費しておりますので、金額全部が決して町に入るわけではないことをご理解ください。
それでもあえて算定してみると
<4月の月間総発電量>×<北電単価>
=約 870,000円
以上はあくまでも参考値です。算定に必要な「燃料費調整額」、「消費税」は含まれておりません。
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