北海道興部町


現在位置の階層

  1. ホーム
  2. 部署の一覧
  3. 産業振興課
  4. 農業振興係
  5. 大阪大学とのバイオマス事業における連携

大阪大学とのバイオマス事業における連携

2020年7月15日

バイオガスからメタノールとギ酸の製造に世界で初めて成功!

興部北興バイオガスプラント 町営の興部北興バイオガスプラント
北海道興部町(町長:硲  一寿)と 大阪大学先導的学際研究機構(機構長:尾上 孝雄)は、バイオガスの有効活用技術の開発を目指して2019年6月26日に連携協定を締結し、興部町の興部北興バイオガスプラント及びオホーツク農業科学研究センターにて協議・試験を重ねてきましたが、このたび家畜ふん尿由来のバイオガスからメタノールとギ酸の製造に世界で初めて成功しましたので、お知らせします。
共同研究の背景
興部町は平成26年のバイオマス産業都市に認定されて以降、町営の興部北興バイオガスプラント(平成28年11月竣工)において、バイオマス資源の有効活用に関する研究を重ねてまいりました。町には本施設のほか2基の民間バイオガスプラントが稼働しており、町内家畜ふん尿の約20%のメタン発酵処理を行っています。メタン発酵の際に発生するバイオガスは発電機の燃料として利用し売電事業を行っていますが、それ以外の活用方法について可能性の模索をしていたところ、バイオガス中のメタンを有用な化学物質であるメタノール・ギ酸に常温常圧で変換する技術が存在することを確認し、大阪大学と数回にわたる協議のうえ技術開発に関する連携協定を締結するに至りました。
共同研究の過程
2019年6月に連携協定を締結したのち、大阪大学と興部町双方で基礎研究を重ねてまいりました。興部町での研究は、町の研究機関であるオホーツク農業科学研究センターと共同で、実際に興部北興バイオガスプラントで発生したバイオガスを採取し、反応試験を繰り返し実施してまいりました。
2020年1月にバイオガスからメタノール・ギ酸の製造に初めて成功し、その後数回の実証実験を重ね今回の発表に至りました。
詳しくは、添付の【プレスリリース】資料をご覧ください。

2019年6月26日

本日,北海道興部町(町長:硲 一寿,以下「興部町」)と 大阪大学先導的学際研究機構(機構長:八木 康史,以下「大阪大学」)は,バイオマス事業における連携協定を締結しましたので,お知らせします。

協定名称

「北海道興部町と国立大学法人大阪大学先導的学際研究機構とのバイオガスプラントにおけるバイオガスの酸化技術開発に関する連携協定」

目的

バイオガスからメタノール・ギ酸を製造する技術の開発並びに実用化検討

概要

  • 大阪大学大久保敬教授らの研究グループが開発した、メタンガスを液体燃料のメタノールとギ酸へ変換する技術を用いて、バイオガスからメタノールを製造する技術の開発並びに実用化検討を共同で実施。
  • 乳用牛などの家畜ふん尿から得られるバイオガス中に含まれるメタンガスを、二酸化塩素を反応剤とすることで常温・常圧で有用化学物質へ変換する技術開発を共同で推進。
  • 興部町では、町営の興部北興バイオガスプラントにて乳牛の飼料生産に必要な肥料となる「消化液」の製造をおこなっていますが、製造過程で発生するバイオガスから得られるメタンガスをガス発電しています。バイオガスプラント普及のため売電以外の方法による事業化検討が必要であり、バイオガスの新規有効利用方法を模索していました。
  • 興部北興バイオガスプラントで実証試験を開始。興部町が目指す「バイオマス産業都市」実現へ向け大きく前進。
  • この技術が確立されれば、興部北興バイオガスプラントでは年間で約80トンのメタノールと400トンのギ酸が得られる試算であり、メタノールによる災害時エネルギー活用や、乳牛の飼料(サイレージ)生産に必要なギ酸の自給自足が可能となります。 
以上

問合わせ先・担当窓口

産業振興課 農業振興係

  • 電話:0158-82-2134(内線342,343)
  • ファックス番号:0158-82-2990